2008年02月17日

冬眠…そしてわが消息


前回は10月10日だったんだね。

それも村上春樹だった。

「村上春樹って面白いですか?」なんて
不遜な問いかけをしてたんだね。

それに対して別に反応もなかったけどね。

村上春樹って、みんな読んでいるし、新作が出版されると物凄く売れるでしょ?
「海辺のカフカ」もそんな感じ。
でも、意外と話題にならないんだね。
京極堂や東野圭吾を語る人はいるんだけど、
村上春樹を熱く語る人は少ない。

意外と村上春樹を読み込んでいる人って少ないんじゃないか?って思っちゃう。

いや、もちろん、熱いファンもいるんだけどね。
入り込みにくいハードルを持ってる作家である事は間違いない。
ま、この辺りは高橋源一郎も島田雅彦も同じなんだけど。
gooのQ&Aを調べると
村上春樹の表現が好きになれない人は多かったな。
「ノルウエイの森で挫折しました。」みたいなね。
ただ、気になった表現も少し。
村上春樹がノーベル文学賞がとれるか?について
「村上春樹のノーベル賞なんて日本で勝手に騒いでるだけでしょ?読んだ事ないけど」って文章があったことです。
どこが?わかるでしょ?

「読んだ事ないけど」って言葉

それって、文学を語る場の発言としてあまりに無神経で傲慢でしょ?

読まないのに「こいつはダメ」って断じているに等しい。

僕は、わからなくても読んでから感想をいいたい。
それが「わからない」でも「おもしろくない」でも正直だと思うからね。

おっと、表題と内容が合ってないね。
本は読んでました。
ただ、なんとなく書けませんでした。
深く考えすぎたのかも知れません。
文学について書いたもんだから。
構えちゃったのかもね。

「放浪記」なんだから、どう彷徨ってもいいわけなんだ。

今年のプチ目標
村上春樹に挑戦
…でも去年は京極堂に挑戦したけど挫折したよな。
今年は何とか頑張ろう!





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2007年07月04日

四日間の奇蹟




如月敬輔は、将来を嘱望されながら、事故に巻き込まれ指を失うという不運に見舞われる。
今は、その事故で両親を失った脳に障害を持つ少女千織の保護者をしている。千織は一度聞いた曲は完璧に再現できる能力を持つピアノの天才。

2人は千織のピアノを人々に聴かて各地を回る日々を送っていたが、
ある時、千織の治療を山奥にある診療所を訪れた敬輔は偶然そこに勤務していた高校時代の後輩岩村真理子と11年ぶりに再会する。ところがある日、ヘリコプターを雷が直撃するという事故がおこり、千織と真理子はそれに巻き込まれてしまう。
…映画にもなりました。
続きは知っている人も多いでしょう。

東野圭吾の「秘密」とか、市川拓司の「今会いに行きます」とか、ここで紹介した「神はサイコロを振らない」とか、人が救われ、癒されるためには「奇蹟」が必要なのかも知れません。

…でも、奇蹟は来ないんだよね。

ボクは奇蹟を望みながら、やっぱり現実を生きなければいけないと思うわけです。
ただ、1冊の本への感動が、そんな人生の癒しになるなら、この本の価値もあるかな?なんて…。
posted by とたけけ at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月20日

相撲小説を読む

相撲は言わずと知れた日本の国技
野球とともに日本人にポピュラーなスポーツです。
ポピュラーという事は「多くの人が知ってるもの」
だから、感情移入しやすい題材なのです。
今回読んだのは
「貴ノ花散る 相撲小説集」(もりたなるお)
「下足番になった横綱」(川端要壽)
前者は、貴乃花、北の湖、輪島などよく知られた力士を題材にした小説集。相撲をテレビ観戦した人ならへえ〜と想う話です。
後者は戦前活躍した”奇人横綱”男女の川の話で、そのまま戦前、戦後の相撲の歴史や世相を書いていて面白い。

今は主流がモンゴル、ロシア、ブルガリア…
高見山がホームシックで泣きながら、ずっと山手線に乗っていた話なんか昔話ですね。
posted by とたけけ at 08:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月15日

桜井亜美を読めども読めども…




誰にでも
理解しきれない文学って必ずありますね。
言い換えれば苦手ってヤツなんだけど。
以前にYOSHIが理解できない。と言ったけど、
今回の桜井亜美あたりも、理解が難しい。
これは
字が読めないってわけじゃなくてネ。
ある場面での主人公や登場人物の心の中や発想といったところがわからない(苦笑)

堀田あけみは何となくわかるのに、これは不思議。
宮台真司サンはわかるらしく書評なんかも書いてるが。
主人公に感情移入できないから作品の世界に入れない

でも綿矢りさの作品よりまだわかる気がする。
ボクが段々遅れていってるんだろう…。
posted by とたけけ at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月02日

閑話休題〜娘の好きな小説〜yoshi




僕には、高校生の子供がいて、
彼女もよく本を読んでいるのだが、
当然ながら、父親のボクとは思いっきり趣味が合わない。
マンガは比較的同じものを見るのだが。
yoshiの「deep love」とか「翼の折れた天使たち」なんか涙が出るほどいい話なのだそうだが、ボクは読んでいない。
性格に言うと読む気にまだなれない。
ドラマやマンガを先に見た結果、原作にまで手が伸びなかったといえばいいのか、とにかく読んでいない。

食わず嫌いなのかも知れない。

いずれ読むとは思うし、ここで感想を書くこともあるだろうが、
マンガやドラマを見るかぎり、ストーリー運びは面白いが、文ガクとしてはボクの趣味に合わないような気もする。

でも、当たり前だよね。
流行作品は常に時代とともに息をしているわけだから。

そう言えば、死んだ母親が、わざとボクの目のつくところに「窓際のトットちゃん」を置いていた事があった。
きっと読んで欲しかったんだね。
子供と同じ感想、もしくは感性を共有したかったのかも知れない。

結局、興味の無かったボクはその本を読まず、
ボクが読む気になるか様子を見ていたとは後で聞いた話。

同じことだね。

「親が読ませたい本」と「子供が読みたい本」は絶対に違う。

だから

yoshiの本の内容がどんなにエグイものであっても、

ボクは子供がyoshiを読んでいる事が悪いとは思わない。
ただ、彼女(娘なので)がアユや「翼…」の主人公たちのようになってもらいたくはないけどね。
posted by とたけけ at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月28日

太田蘭三「死に花」





太田蘭三の小説は登山や釣りを題材にしたものが多いですね。
初めて読んだのは、何だったろう?
今回読み直したのは、映画にもなった「死に花」です。
生憎と映画は見てませんが。

死ぬ前に最後の『死に花』をと老人たちが銀行強盗を計画し、
実行にいたるまでの姿は実にいきいきとしている。
そして、計画成功後、達成感とともに迫り来る記憶障害。
後20年もすれば自分にもおとずれる「老後」を、どうすればいいか?
考えちゃうなあ…
posted by とたけけ at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月21日

このブログの由来を考える。

このブログの由来〜つまりなぜ「文学放浪記」だったのか?

最近、どうも、このブログ本来の趣旨から外れているのが気になるtotakekeです。

もともと、このブログは子供の時からいっぱい読んできた本のことを思い返しながら載せていこうと思って始めたんですヨ。
だから「放浪記」だったわけなんですけどね。
ではなぜそれを発表しないか?

意外とその本の記憶が残ってないんですワ(苦)
下手をすると題名まで覚えていない。
中途半端な題名で発表すると混乱しそうな気がするし…。

歳をとると(まだ40代だけど)ダメですねえ。
自分が読んだはずの本の記憶を辿って図書館で本を探すという、
本末転倒な事をやってる今日このごろです(笑)。

なわけで、ボクのブログで紹介されている本は、
1.比較的最近読んだ本もあるし、
2.大学生時代通学の電車で読みまくった本もあれば、
3.小学生の引きこもり時代に読んだ世界文学全集も出てくると思います。

こんな感じで、支離滅裂なブログになってますけど、
今後もよろしくね。
posted by とたけけ at 10:26| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月05日

金子みすゞ




「海の魚はかわいそう。
お米は人につくられる、
牛はまき場でかわれてる、
こいもお池でふをもらう。

けれども海のお魚は
なんにも世話にならないし
いたずら一つしないのに
こうしたわたしに食べられる。

ほんとに魚はかわいそう。」
(お魚)

「朝やけ小やけだ
大漁だ
大ばいわしの
大漁だ。

はまは祭りの
ようだけど
海のなかでは
何万の
いわしのとむらい
するだろう。」
(大漁)

「わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面をはやくは走れない。

わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんなうたは知らないよ。

すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。」
(わたしと小鳥とすずと)

何となく読んだ事ありませんか?
40年以上も汚い人生(笑)を送ってると、
心洗われるよね。

研究者によると、(この人、研究書が多いんです)
金子みすゞの童謡は「神への祈り」から始まったんだそうな。
だからか知らないが、この人は気持ちが澄み切ってますよね。
その真っ直ぐな思いが真っ直ぐに読む人の心を刺してくる。
「みんな違ってていいんだよ」とやさしく語りかける。
嫌いな言葉だけど、「癒され」ます。

もっとも、
あまりこの詩(童謡)の世界に浸ってると
仕事やりたくなくなるけど…。


posted by とたけけ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月07日

はじめに…ボクと文学

初めて読んだ本は何だったろう?
覚えてますか?

ボクの初めて読んだ本は…覚えてません。
でも、小学校の時から本ばかり読んでました。
引きこもりだったんでしょうね。
友達同士の遊びから逃げ回ってでも家の中で本読んでました。
講談社の「子供のための文学全集」全54巻
全部は読めなかったけど、
ずいぶんいろんな文学に触れました。

「名探偵ホームズ」も「怪盗ルパン」も、
「海底ニ万海里」も「ドリトル先生旅行記」も、
そこで知りました。

次にはまったのは夏目漱石です。
「坊ちゃん」と「こころ」は教科書にもでましたが、
ボクは「我輩は猫である」を何回も読みました。

受験勉強をするうちに、読書とは縁遠くなっていきましたが、
大學入学を機に、再び読書を開始。
在学中に200冊以上の文庫本を読了しました。
新潮文庫を適当に順番に読んでいきました。
吉村明「戦艦武蔵」を手始めに倉橋由美子、新田二郎、井上光晴、水上勉、西村京太郎…。
文字通りの「読みっぱなし」でたいして身についてはいませんが、
「本好き」は50歳になろうとする今も続いています。

ただ、最近は長い作品とか(内容の)重い作品は読まなくなりましたね。
このブログで今まで読んだ本とか作家を並べながら、
自分の記憶を辿ってみたいと思います。

ボクの記憶を助けていただけると幸いです。
posted by とたけけ at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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