2007年01月13日

我輩は猫である(夏目漱石)

「我輩は猫である。名前はまだない。」
この書き出しで始まる「我輩は猫である」は確か最初の新聞小説だったと思います。違ってたらごめんね。お札にもなった「文豪」夏目漱石の初期の代表作で、ボクが初めて小学校の読者感想文で賞をもらった本です。
そして今でも人間以外の動物を主人公にした小説でこれ以上のものはないという人が多いです。
もっとも、後に井上ひさしが「ドン松五郎の生活」という小説を書いたけど、やっぱり「猫」の方が好きですね。
主人公は「猫」なんですが、猫自身のエピソードよりも、漱石自身がモデルと思われる語学教師珍野苦沙味先生、寒月(寺田虎彦がモデルと思われる)、友人の美学者迷亭、他にも東風(文学者)、独仙(東洋研究者?なんだったっけ?)といった登場人物の言葉のやり取りが大好きです。
初めて読んだ時は難しい漢字の多さに閉口したもんですが、読み飛ばして読んでも読めるものです。
ところで、この小説最後まで読んだ人って意外と少ないんじゃないですか?
最後はビールに酔った猫が甕の中に落っこちて溺れ死ぬわけです。
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏、有難い有難い」と言うのが確か最後の文章です。


posted by とたけけ at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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